あなたの作品を出してみませんか
規定内作品はすべて展示します
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堺勤労者美術展・「堺勤美展」は今年で59回を迎えます。この間、生活環境、展示作品や出展される方などいろいろな変化があり、このことはこれからも続いていくと思われます。この中にあって「堺勤美展」はいろいろな変化に対応しながら、多彩な文化の交流拠点としての役割を果たしていきたいと考えています。「堺勤美展」には職業の有無、年齢や性別、障害の有無などに関わらず自分の作品を発表できる場があります。規定内の作品は全て展示します。堺市文化館ギャラリーがその場所です。作品に込めたあなたの表現、思いを広く多くの方に見てもらえるようになっています。
ご挨拶
堺勤労者美術協会
会長 本田 年男
堺勤労者美術協会は昭和38年(1963年)に、文化教室を基盤に「洋画・(彫刻・陶芸)・写真」の3部門で4月に第1回勤労者美術展を開催しました。その後約60年が過ぎ、今年で59回展を迎え、来年は60回展を予定しています。その間、出展数は発足時の約200点から、途中増減もありましたが58回展では約350点の作品が集まりました。当初、出品者は各企業のクラブやサークルが団体として参加していましたが、現在は各教室や個人の参加が主流となっています。絵画ばかりではなく、彫刻・陶芸や写真もあり、幅広く市民の文化・芸術活動の発表の場を提供しています。新年早々から暗い話が続きました。このような時こそ、人の心を和らげる芸術・文化が不可欠です。鑑賞される方には心の安らぎを、作者には思いを伝える作品の発表の場が必要だと思います。
堺勤労者美術展はアンデパンダン形式で、皆様の規定内作品は全て展示いたします。仕事の余暇や退職後、家庭内での時間、学業の合間に心の栄養として作られた作品を展示しませんか。継続は力なり、続けることで思い出が残ります。
この展覧会を通して、楽しい思い出を皆様と共有いたしましょう。